■天王星の名前と天王星を発見した人
天王星は、むかしから何回も観測(かんそく)されてはいましたが、
惑星(わくせい)だということは知られていませんでした。
もっとも古い観測の記録(きろく)は
1690年のイギリスの天文学者(てんもんがくしゃ)ジョン・フラムスティードによるものです。
そのあと、1781年に、同じくイギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルが発見し、
天王星が動く惑星であることを確認しました。
さいしょ、ハーシェルはいろいろ手助けしてくれたイギリス国王ジョージ3世にちなみ、
この惑星をジョージの星と名づけました。
名前にかんするさまざまなアイディアがでましたが、
さいごにはドイツの天文学者ヨハン・ボーデが考えたウラヌス(天王星)に決まりました。
■天王星のデータ
天王星の半径(はんけい):2万5559km
天王星の質量(しつりょう):地球(ちきゅう)を1として、14.54
天王星の表面温度:−180度
天王星の気圧(きあつ):0.1気圧くらい
太陽からの距離(きょり):28億(おく)750万km
天王星の公転周期(こうてんしゅうき):84年
天王星ノ見ツケカタッテ?
天王星は6等星(とうせい)の明るさで場所がわかっていれば、
双眼鏡(そうがんきょう)をつかって簡単(かんたん)に見つけることができますよ。
望遠鏡(ぼうえんきょう)から天王星をのぞくと、小さな円盤状(えんばんじょう)に見えます。
9月から10月にかけては天王星や海王星が見えやすい時期です。
できるだけ、よく晴れて、しかも月が出ていない夜を待ちましょう。
天王星だと確認(かくにん)するには何日かつづけて、ながめることをおすすめします。
本当に天王星なら、太陽など自分からはほとんど動かない星の間を
ゆっくり移動(いどう)するはずですよ。
天王星ニマツワル神話(しんわ)ッテ?
■空の神さま・ウラヌス
ギリシャ神話に出てくるウラヌスは天空の神(かみ)で、
さいしょの世界(せかい)の支配者(しはいしゃ)とされています。
大地の神ガイアの息子(むすこ)であり、夫(おっと)でもあります。
ウラヌスはゼウスの父クロノスの、その父にあたります。
また水がめ座の守護星(しゅごせい)とも言われます。
天王星ノ探査機(たんさき)「ボイジャー2号」ッテドンナモノ?
1986年に天王星探査機ボイジャー2号によって、はじめてくわしい観測(かんそく)がおこなわれました。
1977年にうち上げられた探査機ボイジャー2号は、1986年の1月に天王星の一番ちかくにたどり着きました。
このとき、天王星に磁場(じば)があることが確認されて、
天王星の磁場の中心は惑星の中心から大幅(おおはば)にズレていて、
60度自転軸からかたむいていることがわかったのです。
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